【同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?】石田勝紀

「同じ授業を受けているのに、なぜ成績に大きな差があるのだろう?」

「あきらかに自分より勉強していないのに、なぜテストの点数が高いのだろう?」

中学生・高校生くらいになると誰もが一度は気にしたことがあるかと思います

私は「あの子はもともと頭の作りが違うんだ」程度にしか考えていませんでした

しかし、「できる人」とその他の人には決定的な差があったのです

結論になりますが、「できる人」は寝ているとき以外の時間全てが学びになっています

この記事では、『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』を紹介します

本書を読むと、日常を楽しく学びの場にする方法を知ることができます

社会に出ると頭を使える人は圧倒的に有利です

日常から学べるタイプの人になり、仕事・人生設計などにおいて成功の確率を上げましょう!

それでは紹介していきます!

できる人は全ての時間で学んでいる

人は下記の3タイプに分かれます

1.学んでいるように見えて学んでいない人

2.授業・仕事中だけ学んでいる人

3.寝ているとき以外の時間全てが学びになっている人

全ての時間で学んでいる3に1・2の人はどうやってもかないません

3タイプは東大生に多く存在するそうです

「東大王」という東大生vsインテリ芸能人のクイズ番組を見たことがあるでしょうか?

そこで驚くのは、東大生が芸能・スポーツ・音楽など様々な分野に優れた知識を持っているということです

3タイプ、または東大生の特徴として、「集中して人の話を聞く」「自分の意見を必ず語る」ことがあります

彼らは日常の友達との会話の中でも上記を実践します

テレビを見るとき、街を歩いているときも、集中して何かを感じ、考えて自分の意見を持つ習慣をもっています

「全ての時間が学びになっている人」は日常で起きる様々なことに興味を示し、集中して観察し、自分の考えを持つ

これを習慣化しているからこそ記憶も伴いやすいのでしょう

全ての時間を学びにするためには?

寝ているとき以外すべてが学びになっている人は『考える力』をもっています

『考える力』を身につけるための基本アプローチは以下の2つ

  • 疑問を持たせる
  • まとめさせる

「疑問を持たせる「まとめさせる」ことで上記の5つのスキルが身につきます

そして、5つのスキルが身につくと『考える力』を持つことができるそうです

より具体的なアプローチの方法と、「考える力」にどう結びつくのかを次に紹介します

マジックワードを使う

具体的なアプローチに必要なのは「マジックワード」です

それぞれのスキルを身につけるためには、上記のマジックワードが有効です

『なぜだろう?』で原因分析力が身につきます

今まで学校教育で問われてきたのは「いつ」「だれ」「どこ」「なに」でした

これらは知識があれば答えられ、考えることは必要としません

しかし、「なぜ」という疑問には考えることが必要となります

『要するに?』で抽象化思考力が身につきます

「ざっくり言うと、こんな感じ」と上から全体を見て把握する力のことです

これができる人はポイントをつかむのがうまく、そこでつかんだポイントを他のものに応用することができます

社会人であれば、部署が変わっても以前と同じ高いパフォーマンスが発揮できる人のことです

著者はマジックワードを3つに絞って実行することを勧めています

また、まずは自分に問いかける形で使うことを勧めています

それは、相手に不快に感じられる場合があるからです

「あの人はいつも“なぜなぜ”言ってくる」と思われたり、圧に感じられたり・・・

まずは自分の能力開発につかうことで相手への問いかけも自然とできるようになるでしょう

まとめ

1.同じ勉強をしていて差がつくのは、日常で学んでいるか、いないかの違い

2.日常を学びにするためには「考える力」をつける

3.考える力をつけるためにマジックワードを使おう

どんなに努力をしていても結果が出ないことはあります

それは、努力の方向がズレていたのかもしれません

考える力をつけて、日常を学びの時間に変える方向に努力をしましょう

30代の私も、自分への問いかけを意識して日常の学びが楽しく思えるような人生にしたいです(^o^)

最後まで読んでいただきありがとうございました!