【夜じゃダメ?】社会人が朝読書を習慣にして得られるもの

社会人
社会人

朝読書の効果を知りたい。

「朝」にするメリットを知りたい。

朝に読書することが、なんとなく良いことだというのは知っている。

「でも、わざわざ朝にやることなの?」

「デメリットもあるんじゃない?」

興味はあっても、半信半疑ではなかなか行動には移せませんよね。

そこで、本記事では朝読書に関する以下の項目を解説します。

・社会人が朝読書で得られるもの

・夜の読書と朝の読書の違い

・朝読書を習慣化する方法

・朝読書で読むべき本

私は、朝読書を続けて1年後に理事(職員を兼務)の役職がつきました。

それは、朝の読書でしか得られない2つのメリットを存分に活かせた結果。

そんな私が、365日以上、朝読書を続けてきた経験をふまえて解説していきます。

この記事を読めば、朝読書に対する半信半疑な気もちを解消することができるでしょう。

朝読書に興味はあるけど迷っているという方は、ぜひ読み進めてください。

この記事の著者

・朝5時から読書を約1年半継続

・朝活として「読書」と「ブログ」

・職員兼理事をつとめる理学療法士

1日は24時間あるなかで、なぜ朝なのか?

わざわざ朝の時間を選んで読書をして得られるものは2つ。

ゴールデンタイムによる効率性

朝起きてからの2~3時間は脳のゴールデンタイムと言われます。

1日の中でもっとも頭が冴える時間です。

だから、ゴールデンタイムに読書をすると、内容がスラスラ頭に入る!

わたし
わたし

私の脳は、そんなポテンシャル隠し持っていたんかい!

と、自分の脳に突っ込みを入れたくなるほど。

同じ1時間でも、朝と夜では「時間の質」がまったく違う。

私の感覚では・・・

朝1時間の読書は、夜2時間の読書に匹敵!

朝読書の効果を味わうと考え方が変わります。

×「早起きは得」

○「早起きしないと損」

そんなわけで、朝読書は最高にはかどるのです♪

自己肯定感が高まる

朝読書は「早起き」と「読書」の2つを組み合わせたものです。

この2つには共通点があります。

早起きと読書の共通点

誰もがポジティブなイメージをもつ行動

「成功者はみんな早起き」

「成功している人ほど本を多く読む」

よく聞きますよね?

だから、朝読書をすることでポジティブな感情が芽生えます。

わたし
わたし

朝から読書する私はイケてる!

みんなが寝ている間に、どんどん差をつけるぜ!

自己肯定感が上がれば、失敗を恐れず行動するようになります!

すると、最強なかけ算ができるのです!

「早起き」×「読書」×「チャレンジ精神」

誰がどう見ても、良い結果が生まれる予感しかないですよね。

自己肯定感が高まると、人生はより良い方向に向かうのです♪

なぜ、夜じゃダメなのか?朝を選ぶ理由

みんな
みんな

なんで、わざわざ忙しい朝に?

全てを終えた1日の最後のほうがよくない?

こう思う人も多くいるでしょう。

たしかに、夜のほうが読書は始めやすいかもしれません。

でも、朝読書を習慣化さえしてしまえば、効果が大きいのは「朝」なんです!

その理由は2つ。

ゴールデンタイムが訪れない

すでに説明した通り、ゴールデンタイムは朝起きてからの2〜3時間。

1日の中で1回しか訪れないのです。

なぜ、ゴールデンタイムはこの時間にしか訪れないのか?

ゴールデンタイムが朝に訪れる理由

睡眠がゴールデンタイムをつくるから。

脳内の疲労をキレイに除去できる唯一の方法が睡眠。

レム睡眠:記憶の整理や定着

ノンレム睡眠:脳や体の疲労回復

眠っている間に、不必要なものは削除され、必要なものはキレイに整理されます。

だから、ゴールデンタイムは朝にしか訪れない。

ゴールデンタイムの恩恵を受けたいなら、読書は朝がいちばん!

夜の脳は疲労困憊

1日の終わりである夜の脳内は、様々な記憶が一時的に詰め込まれている状態。

まるで、足の踏み場もない、こども部屋って感じ。

さらに、夕飯を食べた後は血糖値も上昇。

パンク寸前の脳に、眠気が襲うダブルパンチ!!

これでは、読書をしても、なかなか頭に入らないのは当たり前。

だから、効果の高い読書にしたいのであれば朝がいちばん!

逆に、小説やマンガなど娯楽のための読書なら夜でも問題はないでしょう。

社会人が朝読書を習慣化する4つの手順

朝読書をするためには、忙しい朝に時間をつくりだす必要があります。

どんなに気合を入れても、やり方を間違えていればツライだけ。

そこで、気合に頼らない方法を説明します!

ステップ1:起きる7時間前に寝る

起きる時間から逆算して、7時間前には寝ましょう!

睡眠時間は最低でも7時間は必要です。

7時間睡眠の理由

ゴールデンタイムの恩恵を受けるため。

睡眠が不足すると、脳内をキレイに整理整頓しきれないのです。

そんな状態で早起きしても、頭はまったく冴えない。

その根拠に、こんな研究結果があります。

6時間睡眠を10日間続けると、徹夜したのと同等の脳の状態になる

だから、7時間は睡眠をとること!

7時間寝れば、起きる辛さも半減!

ゴールデンタイムも味わえる♪

ステップ2:自分へのご褒美を用意

時間どおりに起きれた自分へご褒美を用意しましょう!

ご褒美を用意する理由

モチベーションを維持するため。

モチベーションを維持する理由は、習慣化にかかる時間にあります。

習慣化にかかる期間は平均66日

これは、ロンドン大学の研究で明らかになっています。

贅沢なコーヒーを飲みながら読書!

チョコをひとくち食べてから読書スタート!

早起きが楽しみだと思えるような一品を用意してください♪

ステップ3:すぐに読書できる環境をつくる

寝る前に、できる限りの準備はすべて済ませましょう!

朝起きたら、一直線に読書にとりかかるのです。

例えば、こんな感じ・・・

・読みたい本は決めておく

・本はテーブルの上に開いておく

・コーヒーカップも出しておく

「すぐできる環境をつくる!」

これが、習慣化するコツだから。

ステップ4:小さく始める

「いつもより、20分だけ早く起きよう」

「辛かったら、読むのは1ページだけにしよう」

このように、低いハードルから始めてください!

小さく始める理由

決めたことをできなかった時のダメージが大きいから。

小さい目標を、継続してクリアしていくことで自信を高めていくのです。

誰もが、始めはモチベーションが高いけど長く続かないことがほとんど。

だから、小さく始めてコツコツ続けていきましょう♪

早起きのコツを実践するのが難しい方は、以下の記事を参考にしてください。

〈データで判明〉社会人が朝読書で読むべき本はビジネス書!

みんな
みんな

明日から20分だけ朝読書するぞ!

でも、何を読んだらいいのかな?

朝は1日の中でもっとも頭が冴える時間です。

このゴールデンタイムを活かすなら、娯楽よりも学びになる本を読むべきでしょう。

朝読書におすすめの本

ビジネス書

成功者や年収の高い人の多くは、ビジネス書をたくさん読んでいます。

つまり、朝の時間をうまく活用できる人は成功しやすいということ♪

さっそく、データで説明していきます!

データの結果を先に伝えると、

年収による読む本の違い

・高年収層はビジネス書を多く読む

・マンガはほとんど読まない

年収別で「よく読む本」を比較。

パーソルキャリア株式会社『今どき 1,000 万円プレイヤーの読書事情』

・最も多く読まれているのは小説

・小説では、年収による差はなし

・ビジネス書で18%の差あり

・マンガで17.7%の差あり

「高年収層は平均年収層よりもビジネス書を多く読んでいる」という結果。

わたし
わたし

年収アップの効果を期待したいなら、ビジネス書を多く読むべき!

朝は頭が冴え、スキルアップに最適な時間です。

だから、私はビジネス書でスキルアップのための時間にしています♪

読書と年収の関係について、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【まとめ】社会人にとって朝読書はノーリスクの自己投資になる

朝読書は「早起き」と「読書」というポジティブな行動の組み合わせです。

早起きも読書も、成功者の多くが実行していることでも知られています。

もし、「人生を少しでも良くしたい」と感じている場合は、朝読書を1つの候補として検討してみて下さい。

ただ、「早起き」に関してはちょっとしたコツが必要なのも事実です。

以下の記事では、早起きを簡単にするアイテムを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!