ユダヤ人大富豪が教える、幸せな成功者になるための秘訣をストーリーで学べる本。
【ストーリー】
主人公のケン(著者)は、アメリカでユダヤ人大富豪のゲラーに出会う。
将来、起業することを夢見るケンは、ゲラーから成功するためのノウハウを学んでいく。
ゲラーから出される試練を実践しつつ、17の秘訣をもとに成長していく物語。
【著者について】
職業:経営コンサルタント、作家、講演家
著書:「20代にしておきたい17のこと」など
・お金や生き方をテーマにした講演を多数開催
・YouTubeやVoicyでも人生観について発信
お金持ちになりたければお金のことを忘れるべき
お前はお金持ちに対して、どんなイメージがある?
そうですねー。
頭が良くて、金儲けのために計算高いイメージです。
本書の答えは正反対だ。
金持ちは、仕事をしながらお金のことを考えないんだ。
具体的に説明していくぞ。
例えば、テレビでよく見るお金を稼いでいそうな人をイメージしてみよう。
芸人:明石家さんま
歌手:yoasobi
誰でもいいが、これで考えていくぞ。
この2人が、テレビ収録やステージで歌っているところを思い出してくれ。
このとき、お金のことを意識していると思うか?
「このギャグ1回でプラス○○円」
「この1曲を歌えば○○円」
そんなこと、一切考えていないだろう。
たしかにそうですね!
そんなことより自分が楽しんでいるのが伝わってきます。
彼らは、いかに客を喜ばせられるかを考えているんだ。
・喜ばせた人の数
・喜ばせた仕事の質
これが、もらうお金の量に関係する。
つまり、社会は以下のような仕組みになっている。
反対に、会社員はどうだろう?
退屈な時間が早く過ぎてほしいと願って仕事をしていないか?
全員とは言わないが、納得できる部分もあるだろう。
だから、まずはお金のことは忘れる。
そして、サービスの量と質を上げることに没頭するんだ。
自分の大好きなことを仕事にする
お金のことを忘れろと言われても難しいだろう。
なぜ難しいか分かるか?
みんなお金が大好きだからです!
間違ってはないが、本書の答えは違う。
興味のないことを仕事にしているからだ。
成功するには、好きなことを仕事にするんだ。
理由は2つ。
1.お金のことを忘れられるから
2.応援してもらえるから
1つ目の理由は上の項で説明した通りだ。
だから、2つ目の理由について説明していくぞ。
人は情熱的になっている人を応援したくなる。
例えば、動物が大好きでやっているペットショップと、仕事として仕方なくやっているペットショップ。
どちらの店で買いたいかは、言うまでもないだろう。
でも、僕は好きなことが未だに見つかっていないんです。
見つけることに時間は費やしているのか?
いえ。特には・・・
たいていの人は、この作業をやらないんだ。
なぜなら、自然と見つかると思っているから。
好きなことと言っても、飛びぬけて好きなことじゃなくてもいい。
「苦にならない」程度のものを、日常的に少しずつやるんだ。
そうすれば、いずれ好きなものが見つかったり、好きなものに変わるだろう。
【まとめ】ユダヤ人大富豪の教え
- サービスの量と質が自分の貰える報酬額に直結する
- 稼ぐことを忘れて仕事に没頭する
- 好きなことを仕事にするほうが成功しやすい
幸せな成功者になりたければ、ポイントを抑えるべきなんだ。
そのために、成功者のマネをしてみるといいぞ。
そうですね!
ユダヤ人には成功者が多いですからね!
うむ。
タメになったと思ったら、さっさと本を買いに行け!
ありがとうございました。
では、行ってきます!