なんで上司の僕に従わない部下がいるんだろう?
どうしたら、いい関係が築けるかなぁ?
また悩んでんのか?
女々しい野郎だ。
今日は、リーダーとして部下と関係を築くための本を紹介してやろう!
そんなピッタリな本が!?
よろしくお願いします!
信頼されたいなら相手を受け入れろ
著者は、就職予備校を設立するなど、自立できる人材の育成に力を入れている。
これまで、大手企業や地方自治体など30万人以上に研修を行ってきた。
また、経営者やベストセラー作家など、多くの人から「メンター」と慕われている。
メンターか。
それじゃあ、精神論に近い本なのかな?
そうだな。
人の心理に基づいた心構えを教えてくれる本だ。
著者の代表的な書籍が『リーダーになる人のたった1つの習慣』。
初版は小説のようなストーリー仕立てのビジネス書だ。
今回は、その後に出版されたコミック版を紹介してやる。
リーダーは、部下と良好な関係を築く必要があるのは分かるな?。
関係が悪ければ、自分の意見や指示を聞いてもらえないからな。
では、部下と関係を築くために必要なものがなんだかわかるか?
はい!
頭脳とメンタルと威厳と行動力です!
そんなにいらん。
よく聞け。
必要なのはたった1つだけだ。
それは、「相手を受け入れる勇気」だ。
相手を受け入れる勇気をもって、どのように行動すれば良いのか?
その具体的な方法を解説した本なんだ。
本書の内容を実行すれば、部下が心から動きたいと思って行動してくれるだろう。
それでは、ポイントを2つに絞って紹介してやる!
人は諦めない人について行く
突然だが、お前の夢はなんだ?
年収1億の社長になることです。
卒業したら、試しに1年間、企業をしてみます!
1年で結果がでなければ諦めるのか?
そんな考えで、一緒に協力してくれる社員がいると思うか?
著者の考え方を教えてやるから参考にしろ。
部下がついていきたいと思う人は、諦めずにやり抜く人だ。
お前のように、「できるかできないか」で考えてはいないのだ。
「やるかやらないか」だ。
もし、自分の上司や社長が目標を途中で諦める人だったらどう思う?
そんな人について行けば、諦めた瞬間、それまでの努力がすべて無駄になってしまうぞ。
そんな人についていきたいなんて思わないだろう。
部下は、上司の行動をいつも見ているんだ。
「失敗しても諦めずに次に活かす人」
そう思ってもらえれば部下はついてきて、一緒になって行動を始めるんだ。
そうか!
最初から諦めることを考えてちゃダメですね!
やるんだったら、できるまでやると決意するんだ。
人は共感の心で動く
部下を動かすために、大事なものがなんだか分かるか?
うーん。
指示を出せる権限ですかね。
そんな権限はなんの役にも立たないぞ。
大事なのは共感だ。
詳しく説明してやるから、よく聞け。
著者はこう言っている。
人が動くのは権限ではなく共感だ。
たしかに、権限を使えば部下は動いてくれるだろう。
それは上限関係があるから仕方なく従うといった感じだ。
でも、実際に従っているのは「表面」だけだろう。
誰も見ていないところでは、動くフリだけしているかもしれない。
もしくは、イヤイヤこなしているかもしれない。
権限で人を動かすことは、いずれ反発を招くことにも繋がる。
だから、「共感」で動かすのだ。
共感はリーダーの姿勢から生まれるものだ。
だから、リーダーは率先して自分がまっさきに行動で示すんだ。
例えば、サッカーの試合を想像してみてくれ。
試合中にあまり走らないキャプテンが、
「球際で負けるな!」
と、味方に指示したとしても誰が従うだろう?
デュエルマスターでありキャプテンの遠藤航は、行動で示しているだろう。
たしかに!
言葉よりも姿を見て共感は生まれますね。
そうだ。
口だけのリーダーにならないよう気をつけるんだな。
まとめ【コミック版 リーダーになる人のたった1つの習慣】
- 良好な関係を築くためには、相手を受け入れる
- リーダーの諦めない姿に人はついていく
- リーダーが行動で示せば、人は共感し行動を起こす
どうだ?
なぜ部下がお前についてこないか分かったか?
はい!
諦めることを考えていたり、率先して行動できていませんでした。
うむ。
タメになったと思ったら、さっさと本を買いに行け!
ありがとうございました。
では、行ってきます!