・友人と呼べるほど親しくない
・仕事でもそこまで関わりがない
そんな微妙な関係の人との会話って難しいですよね
天気や時事ネタのをひとこと、ふたことで会話が途切れてしまう
そして沈黙の時間・・・(T_T)
本書では、雑談がうまくなるコツを7つのルールとして紹介
雑談力がつくと
・人付き合いが楽になり疲れない
・気楽に話しかけられる
・人脈が広がりチャンスも広がる
「雑談力が大切なのは分かるけど、自分は内向的な性格だから難しそう」
そう思いながらも、本書を読みましたが7つのルールを実践するのに性格は関係ありません
内向的な私でも簡単に実践できる内容になっています
本書のポイントを3つ紹介します
- 雑談は普段の会話とは異なる第3の会話
- 話の内容よりもラリーを続ける
- 自分の体験+感情をセットで話す
それぞれ詳しく解説していくので、興味が湧いた方は読み勧めていただけると幸いです
雑談は第3の会話
ほとんどの人は2パターンしか会話のバリエーションをもっていません
- 友達との気を使わないおしゃべり
- 仕事での大人としての会話
どちらかのやり方で雑談しようとしても上手くいきません
なぜなら、雑談はどちらとも異なる第3の会話だからです
雑談をすることになる相手は、微妙な関係の人です
そのため、雑談はとても繊細な会話なのです
だからこそ、まずは雑談は第3の会話だとしっかり理解する
そして、本書で紹介している7つのルールを実践すればOKです
雑談力は一生物のスキルです
ぜひ、この機会にマスターして気楽に話せる人生にしましょう
面白い話をしようとしない、ただ会話を続ける
結論や落ちは必要ありません
なんでもない話を通して「一緒に会話をしている」という実感を得ればいいのです
なぜなら、雑談の目的は相手の警戒心を解くことだからです
だから、このようなことは必要ありません
- 面白い話
- 結論から話す
- 論理的に話す
- 数字やデータで分かりやすく
話している内容は何だってよくて
大切なのはラリーを続けることです
雑談が上手な人のイメージとしては、話し上手な人を思い浮かべます
話し上手は、面白い話で盛り上げるのがうまいため
雑談も面白い話をしないといけないと思ってしまいますよね
でも、ラリーを続けるだけならできる人は多いのではないでしょうか?
情報交換ではなく、気持ちのやり取り
役に立つ情報を与えたり受け取ったりすることが正解ではありません
確かに、相手に悪い印象を与えることはありません
しかし、仲良くなりやすい内容かと言われれば、そうではありません
仲良くなりやすい雑談のポイントは
感情を伝えることです
具体的に言うと
「体験したこと」+「気持ち」で話す
〈良くない例〉
今回の大雨はひどかったですね
◯◯では被害が大きかったそうですよ
そうですか。大変ですね〜
〈良い例〉
今回の大雨はすごかったですね
屋根を叩く音がすごくてヒヤヒヤしましたよ
そうですね。私もドキドキして眠れなかったですよ
話している内容はどちらも同じです
しかし、感情を入れるだけで雰囲気がだいぶ変わります
自分の気持ちを表すことで、「情報」のやり取りではなく「気持ち」のやり取りになります
まとめ
1.雑談は普段の会話とは異なる第3の会話
2.話の内容よりもラリーを続ける
3.自分の体験+感情をセットで話す
今まで人生の何処かで仕入れた
・「さしすせそ」のリアクション
・「結論から話す」
といったテクニックが雑談では通用しないようです
まずは、本記事で紹介した2つのルールから始めてみましょう
・面白い話や落ちはいらない
・自分の体験+感情をセットで話す
内向的な性格でも意識さえすれば難しいことはないですよね
雑談力は身につけてしまえばこの先もずっと使えるスキルになります
気になった人は、ぜひ読んで見てください
- 時事ネタではなく、擬音を使ってエピソードや経験談を話す
- アドバイスではなく、肯定して共感する
- 質問で話を引き出すのではなく、大きなリアクションで一緒に楽しむ
- 会話が途切れたら別の会話を探すのではなく、自分に近い話題に引き戻す
- いつまでも話すのではなく、程よいところで切り上げる
最後まで読んでいただきありがとうございました!