早起きの具体的なメリットを知りたい。
メリットがあるなら、早起きを始めてみたい。
早起きはいいこと。
これは、誰もが知る事実。
でも、早起きは辛いってイメージもあるんですよね。
だから、実践に移すには腰が重くなりがち。
他にも、以下のような疑問もあるでしょう。
「早起きに不向きな人はいないの?」
「誰にでもメリットはあるの?」
そこで、本記事では以下について解説。
・早起きに向かない人
・早起きの具体的なメリット
・成功者の早起き事情
・早起きのコツ
実際に、私が得られたメリットは4つ。
1.自己肯定感が上がる
2.自分の時間が確保できる
3.頭がキレる
4.夜の寝つきが良くなる
早起きの経験者としては、不向きでなければ早く始めることをおすすめ!
なぜなら、あさイチにしか訪れない貴重な時間を、どんどん失ってしまうから。
もし、早起きを習慣にしたいと1mmでも思っている人は、読み進めてみてください!
・5時起きを2023年3月から1年以上継続中
・朝活として「読書」と「ブログ」
・早起きにより、自己肯定感が爆上がり中の30代
・職員兼理事をつとめる理学療法士
早稲田・東京医大の研究でわかった「早起きに不向きな人」
日本では「早起きは三文の徳」
アメリカでは「The early bird catches the worm. 」
世界中で同じことが言われています。
ただ、誰にとっても早起きがいいかと言うと、そうとは言えません。
早起きに向かない人も存在するのです。
早起きに向かない人が、無理に早起きをしようとしても辛いだけです。
生産性が低下し逆効果になってしまいます。
では、早起きに向かない人とは?
1.夜型の人
2.10代後半~20代前半の人
それぞれ詳しく解説していきます。
夜型人間が早起きをすると生産性低下に影響を与える。
人間は体内時計の個人差により、朝方と夜型の2タイプに分かれます。
・朝型の人は体質的に早寝早起きが得意
・夜型の人は遅寝遅起き
夜型の人は朝が苦手なので、早起きをすると生産性が低下してしまうのです。
自分が「朝方」か「夜型」か確かめる方法が以下のサイト。
マイケル・ブレウスが提唱した「4つの睡眠タイプ」が分かります。
動物 | 特徴 | |
---|---|---|
ライオン型 | 朝に強い | |
クマ型 | 昼に活発 | |
オオカミ型 | 夜に強い | |
イルカ型 | ショートスリーパー |
全部で20の質問に答えていく診断。
だから、診断結果が確実とは言えません。
私はクマ型(昼に活発)だったけど、朝5時から活発に活動できているし。
結局のところ、試しに早起きしてみるのがいちばん。
もし「辛くて仕方ない」「夜の方が頭がさえる」と感じれば、あなたは夜型なのかも。
10代後半~20代前半ぐらいまでの若者は、夜型の傾向がある。
若いうちは夜型で、年を重ねるとともに朝型になることが科学的に実証されてる。
これは、早稲田大学睡眠研究所の西多昌規准教授のインタビュー。
老化にともない、体内時計はどんどん前倒しになることが証明されています。
だから、体内時計が前倒しになっていない若者にとって、早起きの難易度は高いのです。
ただし、個人差があるので、若者でも早起きが得意な人はいます。
ここでは、年齢によって早起きの難易度が変わることを理解しておきましょう。
たとえ早起きができなくても自分を責める必要はないのです。
年を重ねてから、難易度が下がったころに再チャレンジしてみればいいのです。
365日続けてわかった早起きの具体的なメリット
具体的にどんなメリットがあるの?
たくさんあるけど、私が実際に感じているメリットは4つ。
1.自己肯定感が上がる
2.自分の時間が確保できる
3.頭がキレる
4.夜の寝つきが良くなる
「早起きは三文の得」「成功者はみんな早起き」など。
早起きに対して、ポジティブなイメージをもっている人がほとんどです。
だから、早起きができると自分に自信をもつことができます。
私の場合、早起きを始めた1日目にはもう自信がみなぎってきました。
朝5時から読書をするなんて。
できる男すぎる!
習慣化することができれば、さらに自信がつきます。
イメージしてみてください。
他の人が寝ている間に、自分だけ活動を続けた結果どうなるか?
私は、早起きして出勤までの1.5時間を読書に費やしています。
つまり、1年続ければ1.5時間×365日分、他の人と差をつけることができるわけです。
周りの人より547時間も自己投資に時間をかけたぜ!
たとえ、趣味のための早起きだとしても、精神的に充実することは間違いありません。
自分の時間を作りたい場合、夜よりも朝のほうが理にかなっています。
なぜなら、1日は24時間と決まっているから。
例えば、夜の11時~12時に自分の時間を設けたとします。
もし、仕事の帰りが1時間遅くなってしまえば全てのスケジュールが後ろにずれ込みますよね。
だから、自分の時間を諦めるか、睡眠時間を削ってでもとるかの2択。
私も以前は、子供の寝かしつけが終わった後に、自分の時間を取っていました。
しかし、寝かしつけに時間がかかればかかるほどイライラしてしまう。
いつになったら、寝るんだよ〜。
私の時間がどんどんなくなっていく〜。
ようやく寝たとしても、自分も寝落ちしてしまうことは多々ありました。
そして、自分の時間がもてない毎日に嫌気をさしていたのです。
そんなきっかけで始めたのが、朝5時からの読書。
1日の最初に「自分の時間」をもってくるだけで、生活は劇的に変わりました。
自分の時間は、朝すでにとれているので、子どもの寝かしつけでイライラすることはありません。
1日の中で、絶対にやりたいことはあさイチにもってくる!
そうすれば、あとは起きるだけ。
起きるか、起きないかは、あなた次第。
夜、私たちの脳の中は1日の疲れでグチャグチャに散らかった状態です。
散らかった脳の中をキレイに整理整頓してくれるのが睡眠です。
だから、朝は1日のなかで最も頭がキレる時間なのです。
特に、朝起きてからの2~3時間は「脳のゴールデンタイム」と言われています。
反対に、夜は1日の疲れが溜まった状態。
さらに、夕食後は血糖値も上昇し眠気も襲ってきます。
そのため、勉強や読書など頭を使う作業をしたいなら、早起きするのがベスト。
私も、以前は夜中に自分の時間を設けていました。
読書をしたい気持ちはあったのですが、頭は疲れ切っているので30分も続けられません。
すぐに睡魔がおそってくるのです。
そのため、読書をあきらめTVerでバラエティ番組を見ることもしばしば。
そんななか、偶然読んだ『スゴい早起き』という本がありました。
この本を読んだ翌日に、試しに早起きをしてみました。
すると、頭がキレることキレること。
読書の内容がスーッと頭に入る!
全然、集中切れないじゃん!
私ってこんなポテンシャルもってたんだ!
頭のキレ具合が夜とは比べ物になりません。
嘘偽りなく、本当に初日からゴールデンタイムを満喫できたのです。
朝の脳は本当によくキレます!
みなさんにも、自分の脳が最大限に力を発揮できる時間帯を、ぜひ味わってほしい!
当然ですが、朝早く起きれば夜は早くに眠くなります。
よく「早寝早起き」とは言いますが、私は反対だと思うんです。
「早起き早寝」だと。
なぜかというと、早起きをすると、勝手に早寝をしやすい体内時計になるから。
朝、光を浴びると体内時計がリセットされて活動状態になります。
そして、目覚めてから14〜16時間ぐらいでメラトニンという睡眠を促すホルモンが分泌されます。
ということは、朝6時に起きれば夜9時には眠りを促すホルモンがでるんです。
逆に、早く寝ようと思っても、朝起きたのが遅ければ寝るためのホルモンだって出てきてくれません。
そんなわけで、「体内時計の仕組み」という観点からも、早起きをすれば夜の寝つきが良くなることは証明できます。
私も早起きを始めた初日から、夜は「スッ」と眠れるようになりました。
噂では、子供よりも早く寝ているとのこと(奥さん談)。
以前は、子供より先に寝てしまうことはなかったんだけど・・・
まあ、早起きで寝つきが良くなることはみんなイメージしやすいメリットでしょう。
早起きは自己肯定感を上げ、人生を良い方向に変えることに繋がります。
なぜ人生まで変わるのかというと、人生は習慣の積み重ねだから。
これは、『習慣が10割』という書籍にも書かれていたこと。
なにか1つでも新しい習慣ができれば人生が変わるのです。
朝から読書・ランニング・筋トレ・勉強。これらが習慣化することで、人生が変わるのは明らか。
また、『うまくいってる人の考え方』という書籍によると、「人生がうまくいっている人は自尊心が高い」と。
逆に、自尊心が低いと、挑戦を避けたり人の目ばかり気にしてしまいます。
上記で説明したように、早起きは自己肯定感(自尊心)を上げます。
私も早起きを始めて1年以上。まだ何かを達成したわけではありません。
だけど、自己肯定感が上がり、自分の時間がもてるようになったことで、
「人生が良い方向に変わり始めている兆し」を感じられるようになったんです。
だから、私個人としては「早起きを試すだけ試してみて欲しい」という結論です。
もし、「早起きして何をしたらいいのか分からない」という人には、読書をおすすめします。
詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【成功者は早起き】天下統一した偉人も4時に起きていた
今も昔も変わりなく、成功者に早起きが多いのは有名な話。
早起きの有名人をざっと紹介。
成功者 | 起床時間 |
---|---|
スティーブ・ジョブズ | 6時 |
ティム・クック (アップルCEO) | 3時45分 |
ハワード・シュルツ (元スタバCEO) | 4時30分 |
ジャック・ドーシー (元TwitterCEO) | 5時30分 |
村上春樹(作家) | 4時 |
宗次徳二 (CoCo壱創業者) | 4時 |
二宮金次郎 | 4時 |
織田信長 | 4時 |
豊臣秀吉 | 3時 |
ニューヨーク・タイムズの調査によると、社会の様々な分野で活躍している成功者の平均起床時間は6時27分だったそう。
当然ですが、早起きをしたら成功するわけではありません。
でも、個人的には、早起きのメリットを活かすことが、成功するためのコツなんだと思っています。
私は成功者になりたいわけではありません。
それでも早起きを続けている理由は、「早起きで自分の人生に期待がもてるようになったから」そんな感じです。
早起きのコツはたった3つ
早起きのコツは自然と起きれる「体と心の状態」を作ること。
そのためのポイントは3つ。
1.光を浴びる
2.モチベーションを維持する
3.決まった時間に寝る
このポイントを抑えておけば、確実に早起きの難易度は下げられます!
光を浴びる理由は、「朝の寝起き」と「夜の寝付き」が良くなるから。
人は朝に光を浴びることで、セロトニンというホルモンが分泌され活動を促します。
反対に、夜はメラトニンというホルモンが分泌され眠気を誘います。
だから、朝に光を浴びることで、自然に心地よく目覚めることができます。
さらに、朝のセロトニンの分泌量が増えると、夜のメラトニンの分泌量も増えることが分かっています。
だから、朝に光を浴びることは「朝の寝起き」「夜の寝付き」の両方に重要なことだと言えるのです。
モチベーションが大事な理由は、習慣化には時間がかかるから。
ロンドン大学の研究で、「習慣化にかかる期間は平均66日」という結果があります。
だから、早起きを習慣化するには最初の2ヶ月間のモチベーションがポイントだと言えます。
モチベーションを維持するためには、ご褒美を用意することが有効です。
例えば、ちょっと贅沢なコーヒーや朝ご飯を用意しておくなど。
ちょっとの贅沢ぐらいじゃモチベーションは維持できないって人は、超贅沢なご褒美でもいいと思います。
早起きで自分の貴重な時間をつくれるなら、贅沢なご褒美も先行投資だと割り切っちゃいましょう!
朝活の時間をどれくらい設けたいかで、「朝起きる時間」は決まりますよね。
では、「寝る時間」は何時間睡眠の計算で決めたらよいか?
6時間睡眠を10日間続けると、24時間徹夜したのと同等の脳の状態になる
という研究があります。
ということは、最低でも7時間の睡眠は必要だと言えそうです。
早起きしても睡眠不足で生産性が落ちたら、元も子もないですよね。
睡眠時間をしっかり確保するためにも、寝る時間を守ることが重要です!
以下の記事では、これらのコツをより簡単に抑えるためのアイテムも紹介しています。
【まとめ】早起きのメリットを最大限に活かせば人生は変わる!
早起きをすることで、貴重な時間を手に入れることができます。
誰にも邪魔されず、1日の中で最も脳が冴えわたる時間です。
そんな時間を、これから先ずーっと確保できる人はどうなるでしょう?
早起きするだけで人生が変わるんだったら「やらなきゃ損」ですよね。
もし、「早起きしてみるか!」と思えた方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください!